●ドメイン移転のコツ
すでに他サーバで利用しているドメインを移転させる場合、そのサービスが極力止まらないようにしたいものです。
ただ、残念なことにドメインのネームサーバ情報の反映は徐々に広まってゆくため、しばらくは新旧両方のサーバにアクセスがある状況が続きます。その際には、メールはどちらかのサーバにとどくことになり、またWEBのアクセスも両方にある状態となります。
極力この影響を最小限にとどめるコツが下記にありますので、ご参考になさって下さい。
WEBの場合
ホームページ(WEB)についてはCGI(掲示板やアクセスカウンタなど)の整合性がとれなくなるということをのぞけば、両方のサーバに同様のコンテンツをおいておくことによって、ページの参照ができないといった事は免れます。
メールの場合
メールは、送信する人の使っているネームサーバやプロバイダの関係で、しばらく新旧サーバどちらかに届く形になります。両方のサーバのメールを受信するようにすれば良いので、下記のような設定をお奨め致します。
  1) メールソフトに新サーバの設定をする際、送受信メールサーバをそのサーバのIPにする。
2) メールソフトの旧サーバの設定にある送受信メールサーバを、旧サーバのIPに変更する。
これで設定は完了です。旧サーバの設定へのメールが届かなくなった時点で、旧サーバの設定を削除し、新サーバのメールソフトの設定を設定されたホスト名に変更頂ければ完了です。
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